当社では、平成15年より焼津市の海岸清掃活動を、そして平成23年より静岡県みらいの森サポーターとして焼津市石津の防災林整備活動を行っております。この活動が評価され、11月10日、11日に静岡県内で開催されました「第36回　全国育樹祭」において、「静岡県森づくり功労者表彰」を受賞させていただくことになり、11日（日）に袋井市のエコパアリーナで開催された式典に参加しました。

全国育樹祭は、「森林資源の活用」とそのための「人づくり」の大切さを理解し、参加し、実践し、美しく力強い森林を次代に引き継いでいくことを基本コンセプトとした活動です。

今回は、「木を植えて　育てて活かす　緑の力」を大会テーマに、全国各地から約7,500人の方が参加し、式典では緑や環境にちなんだ様々な催物が盛大に執り行われました。

書道家岩科蓮花さんの書道パフォーマンス。勇壮な和太鼓の演奏に合わせて、力強い「環」の文字が描かれました。

「森と緑の妖精の物語」　演技の様子

育樹祭には皇太子殿下が参列されました。前日10日に伊豆半島の天城の森で植樹活動をされたそうです。式典では、日本の森林の美しさと、それを維持していくための活動に対する感謝のお言葉を述べられました。

皇太子殿下のおことばの様子

引き続き、緑化功労者の表彰、緑の少年団活動発表が行われました。全国の多くの方が森林の保全のために一生懸命取り組んでいること、特に全国の緑の少年団に参加する小学生が、様々な体験を通じて森林資源の大切さを肌で感じ、精力的に活動していることに刺激を受けることが出来ました。大会のコンセプトでもある「森林資源を生かすことによる人づくり」が実践されていることを強く感じました。

緑の少年団の活動発表の様子 

当社が整備活動に取り組んでいる海岸の松林は、塩害・風害を防ぐことに加え津波の被害を軽減するという面でも非常に重要な機能を有していると認識しています。私たちは今後も防災林整備活動に継続して取り組むとともに、活動を通じて地域の皆さんとの信頼関係の構築や、私達自身の人間性の向上につなげていきたいと思います。

真中：薮崎社長　　左：匂阪常務　　右：山田

　　　　　　　　　　環境行動推進委員会　　　山田　泰見