東海ガス(都市ガス)では、お客様にいつでも安全にガスを使用していただくため、次の3本柱で地震対策に取り組んでいます。
こちらを参照してください。
マイコンメーター
ガスメーターに組み込んだマイクロコンピューターが24時間ガスの使用状況を監視。ガス機器の使用状態の異常や多量 のガスもれを検知したり、地震(震度5弱相当以上)を感知して自動的にガスを遮断します。
現在、一般のお客様にはマイコンメーターが設置されています。今後は業務用のお客様も含め、マイコンメーターの一層の普及を図ります。
万一、災害・事故が発生した場合、迅速に対応できるよう、365日、24時間の緊急出動体制をとっています。各事業所には、漏えい修理工具等を常備した緊急車や無線車を常備しています。
警戒宣言が発せられた場合や、地震が発生した時などには、当社広報車あるいは報道機関を通じて、ガス栓やメーターガス栓を閉めるようにお客様にお願いします。 復旧に際しては、初期の復旧効率を上げるため、被害が軽いブロック(地域)から復旧に着手します。手順としては、「お客様宅のメーターガス栓の閉止→復旧ブロック形成→道路埋設部のガス管の点検修理→お客様宅のガス管等の点検・修理→ガスの供給再開」の順に進め、これを繰り返していきます。
気象庁の発表した震度階が震度5弱以上の場合、予め定められた社員は休日・夜間を問わず決められた場所へ自動的に出動します。また、本社には「非常災害対策本部」を設置します。
大規模な災害発生時には、(社)日本ガス協会を通じ、全国のガス事業者から応援隊の派遣が行われるようルール化しています。阪神・淡路大震災でも、155事業者約3,700名の応援隊が直ちに派遣され、二次災害もなく無事復旧を完了しました。
マッピングシステムは、コンピューターにより、ガス導管情報を一元管理し、画面 の地図上で素早くガス管の埋設、位置等を確認できるシステムです。よって、災害や事故の緊急時には迅速で的確な対応が可能となります。通 常時には、図面管理業務や施設の維持管理業務の効率化に力を発揮しています。
東海ガスでは、自社で行う防災訓練の他、県・市や公共機関が主催する防災訓練に積極的に参加しています。