平成23年3月27日(日）、藤枝総合公園運動場において、｢藤枝大好き！森づくり倶楽部｣が主催する千本桜プロジェクトが開催されました。

｢藤枝大好き！森作り倶楽部｣は、藤枝市内の新聞販売店・社会福祉法人・古紙回収業者が連携して新聞回収を行い、収益の一部を基金とした環境活動を推進するために設立されたもので、藤枝市のまち美化里親制度の市民団体として認証されています。千本桜プロジェクトは、同倶楽部が主体となって市民や地元企業の協力も募り、藤枝市総合運動公園周辺に桜の苗木を植樹して、｢桜の新名所｣を作ろうとしている活動です。

当社でも活動の趣旨に賛同し、当日は代表として社員家族1組が参加しました。



当日は非常に良い天候で、絶好の活動日和です。今回は第4回目の植樹で、100組の方が参加していました。最近は環境に関する市民の関心が非常に高く、今回募集した100組の募集はすぐに定員となったそうです。家族連れの方が多く、皆さん大変楽しみにしている様子でした。

開会式では最初に、3月11日に発生した東日本太平洋沖地震の被災者に対する黙とうが行なわれ、主催者からは生命の尊さと環境保全の大切さについての話がありました。次いで、植樹の方法や注意事項について説明がありました。



私にとっても、桜の植樹は生まれて初めての体験です。
桜の苗木は高さ1メートルほどで非常に細く、枝の部分からは所々小さな緑色の新芽が顔を出しており、初々しさが強く感じられます。
参加者の皆さんは土・肥料・スコップ等を持ち、植樹場所である総合公園運動場の道路向かいにある傾斜地に登りました。




いよいよ植樹の開始です。
開会式の説明では苗木の根の部分の約2倍の深さを掘るということでしたが、地中に石などがあり硬くて掘れません。また植樹場所も傾斜地で足元が不安定なため、なかなか思うにはかどりません。
スコップやつるはしで少しづつ掘り下げ、少し時間がかかりましたがなんとか苗木を植樹することが出来ました。




最後に、植樹した桜の苗木にメッセージを添えてきました。
自分達が植えた桜が大きく成長し、満開の花を咲かせることを想像するととても楽しみです。
当社では毎年、焼津市田尻浜の海岸清掃を実施し、多くのお客様にも参加いただいていますが、今回のような植樹活動も、参加者にとって思い出に残るすばらしい環境活動であることが実感出来ました。
今回の体験を今後の活動に生かし、お客さまや従業員の心に残るような環境活動を企画実践していきたいと思います。


環境行動推進委員会　　山田泰見